2020/04/13

ドバイのサルサ事情について

COVID19以前の2019年12月にやっとドバイでサルサを踊るチャンスに恵まれたので、記録としてこのエントリで残しておきたい。

まず、中東サルサ事情だが、イスラムの関係もあり、ペアダンスが発達していない。特に宗教色の強いサウジアラビアでは、社交も含めペアダンスは限定的だ。一方 比較的自由なイスタンブール、UAEのフライジャだったり、カイロでは近年コングレスや大規模なイベントが開催されるほどサルサはブームになっており、徐々に広がっているようだ。フライジャのイベントは毎年盛り上がる。

それでは、今回の主題のドバイのサルサについてだ。


ドバイサルサについて 


特徴1: 欧州からのダンサーが多い

ドバイは中東の中でも人種構成が特殊で、UAE人(エミレティ)は全体人口の10%に満たない。90%は外国人労働者である。サルサクラブのフロアでもその傾向は顕著で、8割は欧州からの赴任者で占めている。

特徴2:  スタイルも欧州ダンサーの影響を受けている 
したがって、ダンスのスタイルも欧州の影響を受けている。バチャータ もセンシュアルだし、キゾンバダンサーも多い。サルサよりもバチャータの方が盛り上がっている。

肝心のサルサはというと、他の国と比較すると十分に成熟していない。スタイルも9割がOn1とCubanであり、On2ダンサーはほとんどみあたらない。

特徴3: キレイな女性が多い 
ドバイサルサの特徴のひとつとして、女性ダンサーがみんなきれいだ。実はエミレーツのCAさんの間でサルサが流行しており、サルサ場も彼女らの誘致のためにドリンクサービス、エントリー無料などでプロモーションをしている。踊れる女性は多くはないのだが、娯楽としてのサルサがCAさんの中で定着しつつあることは嬉しいことだ。

ドバイのどこで踊れるか?
今回 踊るチャンスがあったのは、Ric Banks dance academyが主催している下記のイベント。City WalkのLIMAというBARの2階で、毎週火曜、木曜に開催されている。

ダンスカンパニー主催のイベントなので、踊れる生徒さんが多くいるし、たのしめる。


また踊れる日がきますように。以上、ドバイサルサのエントリでした

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