2010/11/02

才能を確固たる強みに変えるためにボクがしてること

今回もStrengths Finderがテーマである。本書の詳細についてはHash氏の「僕の脳回路はこのように繋がっている」に詳しいので、そちらを参考にして欲しい。

僕がStrengths Finderを4回受けていることは先日のエントリで紹介したが、今回はこれらの強みをどのように活かしていくかである。

正確にいえばこれらは自分の「強み」ではない。「潜在的な強み」であり、それに時間を投資しなければ確固たる武器にはならないのである。

本書では天性の才能と、経験によって身についた能力を区別している。以下が重要な3つの要素を定義である。

「才能」無意識に繰り返される思考、感情、行動パターン
「知識」学習と経験によって知り得た心理と教訓
「技術」行動のための手段

つまり3つの要素が組合わさって初めて強みが生まれるのである。下記は強みの形成に関するフレームワークである。

"Talent[a natural way of thinking, feeling, or behaving]×Investment[time spnet practicing, developing your skills, and building your knowledge base]=Strengths[the ability to consistently provide near-perfect performance]"
"Strengths-Based Leadership: Great Leaders, Teams, and Why People Follow " より抜粋


つまり〔才能〕×〔時間の投資(スキルや知識の習得)〕=〔強み〕が形成されていく。Strengths Finderで得た「才能(潜在的な強み)」に時間を投資して磨きをかけると、やがてそれが確固たる強みになるのだ。

したがって結果の把握よりも、如何にしてそれらを強みに変えていくか?の方が100倍重要である!

下記が僕が行っているアクションリストである。

【①収集欲】
•ブログを開設し、インプットした経験や書物を外にアウトプットする
•語学(英語、中国語)を学び、情報をグローバル化させる。和書、洋書を問わずインプットを継続
•ライティング力(日本語、英語、中国語)
•1つの専門分野を持つ
•分析力、ロジシン、仮説力、数字に強くなる
•海外一人旅。見聞を広める。経験を紙に落とす努力

【②内省】
•1日30分は1人の内省の時間を確保する
•1つのテーマを決めて、考えを深める
•ブログの継続

【③回復志向】
•自分の現状と理想のギャップを認識し、それに対するアプローチを考える
•問題意識を外に向ける。問題意識ノートを作成する
•迷った時は苦しい方を選ぶ

【④目標志向】
•短期、中期、長期目標を明確にする。なるべくクリアな(数値化できる)目標を持つ
•明日の予定は今日中にたて、毎日のタスクを小さな目標として認識する
•努力を継続する

【⑤調和性】
•MTGの際は異なる意見を1つにまとめる努力をする。コンセンサスビルダーのポジションを確保する
•初対面でも他者とラポールを築く努力をする

以上、才能を"確固たる強み"に変えるには?でした。