2014/10/27

仕事のトラブルについて

久々に前職の同期と再会した。私のキャリアチェンジ後だったこともあり、もっぱら仕事の話が中心だった。

昔の話をすると、私は半導体商社のプロダクトセールスとして社会人のスタートを切った。後述するけれど、日々の仕事はとても苦労が多かった。。。

同期と話をする中で、仕事をする上での大事な気づきがあったのでメモとして残したいと思う。

ある同期から下記のような質問を受けた。

「会社変わったらしいけど、新しい仕事をする中で、どのようなトラブルが日常的に起きて、それに対してどのようなバリューを出すことが求められるの?」

電子部品業界らしい質問だなと感じてしまったが、これは仕事をする上で大事なヒントを与えてくれる。

この教訓について話す前に、"電子部品業界はトラブルがつきもの"という話から始めよう。

私が携わったプロダクトセールスの業務範囲は、海外からの電子部品の仕入れ、国内顧客への提案、販売までが求められた。

お客さんへの提案から量産注文を受けるまで様々な問題が次々と起こる。

品質問題、納期トラブル、販売先からのコストダウン要求、納品後の不具合と多岐にわたり、日々 仕入れ先、お客さんとのトラブルシューティングに追われる。

ここで始めの質問に戻りたい。

「仕事をする中で、どのようなトラブルが日常的に起きて、それに対してどのようなバリューを出すことが求められるのか?」

同期が気づかせてくれたのはトラブルがあるから、自分のバリューがだせるという大事な視点である。
自分がいなくても、仕事が順調に進むのであれば、自身の存在価値はゼロだ。

トラブルが起きるから、仕事は面白い。(逃げたくなるけども。。。)

常にProblem Solverとしての視点を持ちたいという彼らがカッコよくみえた。

自分も負けないようにがんばろう。